生産原理

帰国して以来参加している研究委員会が昨日をもって、その形式を終了した。
というのは、活動は個人個人あるいはより小規模なチームで引き継がれていくということである。

今まで企業の部長クラスの人や官僚、弁護士、大学教授などの参加する委員会に参加(しかも教授代理とかいう形で)してきたため、今回の割と若い世代(自分以外に学生がいる!)で形成された委員会は、より身近に感じていたし、期待していた。時期が時期なだけに現在日本で最先端である我々の研究を早急に分析し、まとめる必要があった。1ヶ月に2回とかいう今までにないペースで会合が開かれ、そのたびに我々は膨大な研究資料を作成し持ち寄るわけだ。実際寝る暇のないほど忙しかったがその甲斐あって、あの(驚くべき)短期間で相当な報告書ができあがった。これを国に提出して研究費をいただくのだ。十分な内容だし、満足のいくものが出来上がった。

今回の委員会がエキサイティング(今までもある意味権力の裏側という意味でそうだったが)で充実していたのは、参加者全員の努力もさることながら、生産的議論ができたということだ。準備もままならないまま急に編成され短スパンで成果を出すという状況下で、みなが手探り状態で始まった委員会は、会を重ねる(分析が進み理解が深まる)ごとに白熱し、有意義なものになっていった。程よく役割分担された小隊は各々の分野で大いに活躍し、全体としてひとつ壮大なものを作り上げた。コミュニケーションが最大限に機能し、お互いがお互いを啓発しあう。

これがコラボレーションというものである。
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  by gstomach | 2004-10-26 06:32 |

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