謹賀新年

大晦日は仕事納めと部屋の掃除はほどほどにK1とPrideで締めくくる。ノゲイラとヒョードルの試合を見ながらビールを飲んでいるといつの間にか寝入ってしまい、2004年最終日を何の感慨もなくすごす。今日ぐらいは年末仕事に明け暮れ疲れた体を癒すのに費やしてもかまうまい。


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2004年回想

幕開けをミュンヘンで迎える。
年明けと同時にロケット花火の飛び交う街中でシャンパンをボトルで回しのみする。程なくサイレンの音が聞こえ始め年は明けた。
1月締め切りに追われた日々(1年)が始まる。
2月ポルトガルに移り、この上ない至福の3ヶ月間を過ごす。ポルトガルになら住んでもいいと思った。
4月プロジェクトの締めくくりと帰国。

帰国後忙しい日々を送る中、13年ぶりに小学校時代の友人たちと同窓会があったりした。直前に惜しい人を一人不慮の事故により亡くした。

手ごたえのない連中が研究室にのさばり始めていたのに辟易し年末までアジテーションを繰り返したが効果がなかった。馬○につける薬はないのか?

10月2年生の設計の指導を開始する。はじめとんでもない(途方に暮れる)状況であったが、回を重ねるごとに変化を遂げる無垢な連中に触れ、どこか心の痞えがとれる。自分の手塩をかけて育てた数人が今や全学年を通してもっとも実力がついたと確信した。
下馬評では自分の人をつぶすような“やり方”では誰も育たないと言われていたが、そう思った連中に実際に見てもらいたいものだ。結果的に自分の担当範囲を超えて俺はカリスマになった。“やり方”なんて必要ない。大切なのは情熱と愛だけだ。とは言え、手法論をかざしてくるのならこちらには今まで指導的立場にたって培ってきた経験と知識がある。マネジメントの本質とはKKD(勘、経験、度胸)である。手法なんてどうでもよいのだ。

仕事と研究の繰り返しの日々。
ついどちらかに重心が傾くとそちらに愛のベクトルが向くやじろべぇ的2004年後半。
卒業後定職につくとそのバランスが崩れる恐れがある。そうならないために資格専門学校に通おうと思っている。そしてどっぷりとその世界に浸る前に自分の世界を構築しようじゃないか。2007年新たな岐路に立つ。


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期待通りに覚醒後の2005年はきわめて頽廃的な気分で迎える。
この感じをずっと待っていたのだ。
実家に帰ったり、誰かと一緒に新年を迎えたりしたのならこの感じを得ることはかなうまい。この頽廃して荒みきった心地こそが唯一ラストスパートの原動力となりうる。


というわけで、久しぶりの更新にもかかわらず、2ヶ月のブランクはすべてこの境地に達するためであったのだと振り返る。
年賀状含めあらゆるメディアを用いた新年の挨拶を拒否し、ただ只管に孤独に徹することによってここでのみに控えさせていただきたい。

新年あなたにとって良い年になりますように、と他人の幸せを祈る前に自分のけじめをしっかりとつけようと心に決める。

我々にとって新年はまだ来ていないのだから。
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  by gstomach | 2005-01-01 03:44 |

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