scenario

今の職場で自分に仕事を教えてくれているのは23歳のアルバイトで、
アルバイトしか趣味のない彼は数少ない休日もお店に食べに来てしまうくらい
普段はつまらない男で、そんな彼も就職活動をしてソフトバンクに内定を決めた。

ネットワークエンジニアになるらしいのだが、ネットワークエンジニアってなにか
わかってないみたいで、しかもパソコンだってそんなに詳しいわけでもなく、
家のネットワーク環境は今では化石のダイアルアップ。
そんなんでIT系がはやりだからと仕事を決めてしまう安易さが、
今の若者らしい。

将来思い描くシナリオがないからこのような支離滅裂な行動をとってしまう。

ITがこれからどうだとかわかりきっていることはここで言うつもりはないし、
そもそも他人の人生に口出しできるほど、人生生きているわけでもないが、
これだけは言ってあげたい。

「あなたが人様のためにできることは一体何ですか?」

「人様に迷惑をかけないで生きることです。」
これ結構。

でも、そもそも自分にできることが何か一つでもあれば実はいい方で、
それが無い人の方が大部分なのかもしれない。
そうなのであれば、流行の選択肢や公務員の安定といったチョイスを
するのはごく自然のことなのかもしれないけれど、
そんな人生寂しいものだ。

生き甲斐って人それぞれ得方があると思うが、
それを測る尺度が実はそれぞれなのであって、
それゆえ絶対的なものではないけれど、
仕事するモチベーションとしてやはり対価を得たいと思うのが
本音ではないだろうか?

この考え方はそもそも仕事と生き甲斐を同一線上に置いている。
だから、仕事は仕事と割り切って考える人には首を傾げる考え方かもしれない。

けれども長いスパンでシナリオを描くことを考えると、
仕事は仕事って割り切るような仕事をしているほど人生って長くはないし、
次のステップに繋がらないような仕事の仕方をしていたのでは、
シナリオも描きようがないし、つまらないでしょ?

今がよければそれでいい??

周り中フリーターだらけのご時勢。
明日の飯のことすらも考えられない人がたくさんいる。
実はそういった人たちのおかげでなんとか現場も回っている事実も
ある反面、そんなことではこれからの日本のシナリオも描きづらいのも
また事実。

小学校時代の友人に、月商100万円を遊んで稼ぐ男がいる。
彼は新車のセルシオを現金で買ってしまうほどに羽振りがよく、
自分が馬鹿みたいに働かずにそうやって暮らしていることを
さも自慢げに語り、そして普通に働いて暮らしている人間全員を
馬鹿だと言い切ってしまうようなやつで、これこそ正真正銘のVACAだ。

独りよがりな考え方の上に構築された独占的金銭欲は、そもそも
金は天下の回り物であることを理解しておらず、スロットで目を揃えれば
ジャラジャラ出てくるものというゲーム脳が生み出した副産物。

そのようにして稼ぎ出した金は、決して胸を張って自慢できる代物ではない。
虚しさをパチンコ屋の騒音とタバコの煙で満たした現代日本の縮図。


みんながみんな人様のために働けるような社会になれば
JR西のような悪しき企業体制も消滅して、あのような惨劇も繰り返さずに
すむのに。
そんなことを思う今日この頃。

これから就職活動を始める皆さん、そして内定をもらってしまった(?)みなさん。
どうかその辺のことをよく考えて、自分のすべきことを見極めていってください。
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  by gstomach | 2005-05-06 02:31 |

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