hard working

仕事じゃなくて、、、勉強中です。

仕事はすでに今の職場を退職することは告げてあるので
適当に流しています。


よきレストランはまちを活性化し美しくする

というレストランアルバイト時代の経験から、
将来は飲食事業のコンサルタントも兼ねた
まちの土地・建物有効活用、開発の仕事を生業としていこうと漠然と思い描き、
えらんだ最初の職場はレストランの現場(2年限定)だった。

海外留学から帰国後わずか半月で内定を決め、就職活動はそのわずか一回限り。
実力主義を盛大に謳った会社だったのでリクルートスーツなど用意せず、
黒いチノパンにジャケットを羽織る程度の実にラフな格好で、たしか髭も生やしたまま
面接に挑んだ。

そこでは仕事に関する様々な合理的方法や経営、人材マネジメント、教育など
就職したての2年間で普通の企業ではおよそ学ぶことのできないであろう
実に有意義な経験を積ませてもらえた。
また、商売は結局人と人とのつながりであり、地域社会と密接に関連してこそ
生き生きとした、人生を賭けうるビジネスモデルとなることもわかった。



先日親父と話をしたとき、

「おまえは昔から寄り道好きだった。」

といわれた。
たしかにその通り。何事にも好奇心旺盛で一度興味を持ったらとことん打ち込む。
しかし、あきたらほったらかすというのではなく、それらを自分の傍に留めつつ
一定の距離を保って客観的に観察する時間、熟成期間を設ける。
そしてその熟成期間中に様々な真理を見出す。確実に飲み込んで消化する。
そしてそれを次なる挑戦への栄養素、武器へと還元する。それが自分の本来のスタイル。



まちづくり、より良い住環境のための土地建物有効活用を考えていると、
不動産というものは本来所有するものではなくて、活用するものだ、
という考え方に自然と到った。

不思議と大学時代にわが師の金言であり研究室全体の大テーゼであった

“所有から利用へ”

と行き当たったのだ。


今、自分こそが研究室卒業生の中でそのテーマの意味する社会実現に向けて
一番近いポジションにいる気がする。

かつて原理原則として概念だけを頭で理解していたそれは、
今自分の中で具体的なビジネスモデルとして立ち現れてきている。

リノベーションやコンバージョン、ペンシルビルの連結などが、
実はその社会実現のための一手法、取っ掛かりに過ぎないということ。

実はそれを行ってからが本当の有効活用が始まるということ。
持続可能なストック社会のスタートラインに立ったということ。

それを理解、到達するのに8年くらいかかっている。

その間自分は、建築物そのものの構成、構工法、ディテールなどミクロで静的な部分から、
それが出来上がるまでのプロジェクト進行状況における時間軸上の動的なマネジメント手法や
仕様書の変遷などを主に研究テーマとして扱ってきた。

それらは結局のところ建物ができるまでの、その土地に生を授かるまでのごくわずかな
時間軸上のストーリーであり、本当の意味でのドラマティックな展開は実はここからなのだ。

生を授かった不動産が活き活きと活動を始めると
周囲のまちはどんどん元気になっていく。

その活動の原動力は言うまでもなく人。

人と人のつながりが町全体を豊かにしていく。


その起爆剤の一つとして有効だったのがレストラン。
紛れも無く地域のライフスタイルを形成しうる優良物件は
まちそのものを魅力的なものに変えうる力を秘めている。

大通りの角地など地理的に有利な場所ほど
大手のFC(フランチャイズ)に買収され、低俗な街並みをつくる。

一廉の店舗は大通りから外れた場所にひっそりとたたずむ。


でもそれでいい。


より人々の生活に密接な距離にあるからこそ魅力的な住環境は
整えられる。こと夜遅くまで空いている飲食店は通りを明るく照らし、
それこそ犯罪の頻発を防止するだろう。


日々湯水のようにアイデアが思い浮かんでくるが、
いささかオーバーヒート気味なのでそろそろクールダウン。

このたまりにたまった考えや思いを誰かにぶちまけたい気持ちで一杯だ。

近々恩師のもとを訪ね後輩と久しぶりに議論を交わしたいものだ。

そのときはよろしく。研究室のみんな。
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  by gstomach | 2006-10-18 02:25 |

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